月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第146号-
    「継続は力なり」本当?(2017.2)

    コラム

    2017.02.01

    女房「お父さん、今日の夕飯何食べたい?」

    私 「そうだなぁ、寒いから鍋が良いかなぁ」

    女房「それじゃ、水炊きでどう?」

    私 「いいねぇ」

    我が家では今こんな会話が飛び交っております。寒さのピークを迎え鍋料理が恋しい季節になりました。皆様の今夜のご夕飯のメニューは何でしょうか。


    さて、先日、弊社本社があります平出工業団地主催で「第8回宇都宮工業団地ゴミクリーン作戦と歴史散歩」と銘打ってウォーキングをしながら市内を清掃し、歴史を学ぶ催しが開催され、弊社からは我々夫婦と古参社員夫婦の2組が参加してまいりました。お陰様で、当日は天候に恵まれ、宇都宮の良さを再発見すると共に、普段何気なく歩いている町並みを散策しながら清掃する機会を得ました。私がライフワークにしている掃除とウォーキングを同時に経験でき、楽しい一日でした。


    以前何度かこのコーナーで書かせていただきましたが、弊社は清掃に少し力を入れておりまして、毎週火曜日を清掃日と定め、全社員で社外清掃活動を行っております。以前は歩道や植え込みに空き缶やたばこの吸い殻が散乱しておりましたが、清掃活動を続けるうちに少なくなり、今ではすっかり掃除時間が短くなっております。やってみて感じたことは、人間、常日頃きれいにしている場所を汚すのが憚られるのか、ごみを捨てなくなるのです。ある意味当たり前のことかもしれませんが、実体験してみると気持ちの良いものです。これも「継続は力なり」の会社の行事になっておりまして、少しは近隣の方々のお役に立っているのではないでしょうか。


    そんなわけで私は「継続は力なり」という言葉が大好きでありまして、社員に対しても常々「長く続けることが一番、会社も長く勤めてよ」と言っております。写真の古参社員は弊社に入って35年になります。一口に35年と言いますが、本人にとりましては大変長い年月でありまして、苦労もたくさんあったことかと思います。しかしながら愚痴ひとつ言わず、黙々と私についてきてくれました。これも本人の自覚以外何物でもありません。

     

    正しく「継続は力なり」の鏡のような人物でありまして「縁あって入った会社だから身体が続く限り頑張って!」と笑いながら話しているところであります。ありがたいことであります。清掃もしかり、仕事もしかり、「石の上にも三年」ということわざがありますが、基本、何事もあきらめず続けることが人生大きな価値を生むのではないでしょうか。


    経営を預かる身と致しましても、社員が「継続は力なり」と思えるような環境を整備し、常に良い会社を目指して頑張って行きたいと思います。どうか引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。


    ここで、またまた女房登場であります。

    女房「私たち結婚してもう30年よね。すごいことよね」

    私  小声で「それも、これも皆あなた様のお蔭でございます」

    今号は素直に感謝であります。



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