月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​-第151号-
    ちょっと失礼(2017.7)

    コラム

    2017.07.01

    最近は、私がお客様を訪問させていただいた際に、「あら、こんな遠くまでご苦労様です。でも毎月社長コラム読んでいるから初対面とは思えないわ」と言ったご意見をいただけるようになりました。私にとりましてはこの上ない喜びでありまして、改めてコラムを書くことの大切さを実感しているところで御座います。また、未だ訪問できていないお客様に対しましては、大変申し訳なく思っております。今後時間の許す限り機会を作りまして、訪問させていただきたく思っております。その際はどうぞよろしくお願い致します。さて、今号は「ちょっと失礼」と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


    最近、歳と共に公私にわたりいろんな役を仰せつかるようになりました。私は元来、頼られると嫌と言えない性分でありますので、原則素直にお引き受けしております。いろいろな会合に出席しますと、決まって最後は宴席になることが多く、昼はランチに、夜は宴会にと、連日アルコール漬けの日もありますが、元来好きなタイプでありますので、全く苦にならないのです。女房が心配して「お父さん、歳だから無理しないで!」と言ってくれるのですが、それはそれで人生の良い経験として、楽しませていただいております。


    皆さんお酒が入りますと時間と共に気分が良くなり、普段会議で聞けないような話がポンポンと出てくるようになりまして、私にとりましては宴席が実に実りある時間になるのです。飲みニュケーションは、今も昔もお互いの本音を引き出すための必須ツールの一つですね。そんなわけでいつも耳をダンボにして周囲の人の話を聞いております。


    さて、今号はここからが本題でありまして、若かりし頃の飲み会は「なるほどね」「うんそうか」とただ受け流して聞いておりましたが、正直なところあまり内容を真剣に聞いておりませんでした。それが最近この手の話に対する関心度が高まっておりまして「良い話だなぁ」「あれ、これ会社で使えるなぁ」と言った具合にどんどん人の話が自社や自分に置き換えて聞けるようになって来たのです。これって長年培った宴席での授業料の集積かも知れませんね。そこでタイトルの「ちょっと失礼」と相成るのであります。


    その後、実はトイレに駆け込み、今の話を忘れまいと必死でメモしているのであります。「あれ、このおじさん、何しているのだろう?」と思っている方もいるかもしれませんが、全くお構い無しで、必死でメモしているのであります。時には自分で書いた字が、全く読めない日もあるのですが、一つでも多く貴重な情報を収集しようとしているのであります。


     皆さんいかが感じ取っていただけたでしょうか。今号は「いくつになっても勉強ですね」という話をさせていただきました。最後に、「あら、今日野村さんトイレ長いわね」と感じることが御座いましたら、もしかすると実は飲み過ぎかもしれません。その際はご容赦下さい。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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