月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​​​​​-第161号-
    ​憩の一時.パート2(2018.5)

    コラム

    2018.05.01

    あちこちから、小鳥のさえずりと共に桜便りが聞こえて来るようになりました。皆様の所の桜前線はいかがでしょうか。私も縮こまっていた体が春の足音と共にしだいに伸びて行き、気候も絶好のウォーキング日和で、「よーし、今日は1万5千歩、歩くぞ!」そんな気分にさせられている今日このごろで御座います。さて、今号はパート2と題しまして、以前のコラム(第150号)でお送りいたしました話題の続編をお送りいたします。どうか最後までお付き合いください。


    ここで前号の内容について簡単に振り返らせていただきますと、我々夫婦も子育てが終了し、夫婦そろって出かけることが多くなりました。そんな時ちょっと立ち寄るのがミスタードーナツのお店でありまして、二人でお茶をするのが楽しみになっているという話題でした。 


    それが最近は、どういう訳かそこに義父が参戦するようになってきております。義父は今まで東京に住んでおりましたが、5年前連れ合いを亡くし、独り暮らしで寂しくなったのでしょう。私とも馬が合うので「是非、いらしてください」ということになり、我々夫婦の近くに越してまいりました。


    そんなわけで、最近は毎週末3人でめいめいに好きなドーナツを食べながらお茶をしているのであります。義父は長年教員をしていたことも手伝ってか、おしゃべりが大好きでありまして、1時間程、政治や経済の話、子供の話、はたまた教育論と多岐にわたり持論を展開し、我々夫婦を相手に独演会を開催しているのであります。我々はただただ圧倒されているだけで「うーん」「えぇー」と相打ちするのが精いっぱいであります。それはそれは、全く88歳の高齢者が話しているようには見えないのであります。


    そこで、「どうしてそんなに元気なのだろう」と考えてみました。それには以下の3つの要因があることを感じました。まず、一つ目は今まで周りに影響されることなく自分の理念を貫いて来たことだと感じました。二つ目は月並みでありますが、やはり腹八分目の食事術だと思います。そして三つ目は、これが一番の秘訣かも知れませんが、いつまでも夢・ビジョンを持ち続けていることだと思います。


    皆さんいかが感じ取っていただけたでしょうか。私など「すごいね、なるほどねぇ」とただただ感心するばかりでありますが、どちらにしても人間、心と体のバランスがとれてうまく融合していることが一番大切だなぁと義父を見て改めて感じました。私もこれから見習って、いつまでも3人でドーナツを食べに行けるよう精進して行きたいと思います。 


    今号は憩の一時(パート2)と題しましてお送りいたしました。最後まで読んでいただきありがとうございました。今号も夫婦の会話で閉めたいと思います。


    女房 「ねぇ、おじいちゃん、今日も元気だったね」

    私  「百歳まで長生きするねぇ!」

    女房 「本当ね、お父さんも百歳まで頑張って!」

    私  「難しいと思うけど、頑張ります!」

    お粗末さまでした。

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