月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​​​​-第160号-
    ​団結力(2018.4)

    コラム

    2018.04.01

    あちこちから、小鳥のさえずりと共に桜便りが聞こえて来るようになりました。我が家に近い那須高原もいよいよ春本番を迎え良い季節になってまいりました。皆様の所の桜前線はいかがでしょうか。


    さて、振り返りますと今年の冬は例年になく寒く、そして雪が沢山降りました。私のような寒がりにとっては、今年ほど防寒具が有り難いと感じた年はありませんでした。歳のせいでしょうかね。ご覧の写真は2月に降った時の雪かきの模様であります。今号はその話題を織り交ぜながら団結力についてお話したいと思います。今号も最後までお付き合いください。


    雪が多く降りますと、我々の生活面でもいろいろ支障が出て来て、雪が大敵のように思われがちでありますが、実は全く降らなくてもマイナス面が多いのであります。一例を挙げますと、スキー場です。降雪量が減れば営業に支障をきたし、集客も減り観光面での打撃となります。また、夏場の水不足も心配であります。水不足になりますと稲作への影響が懸念され、経済への影響も大なのであります。必要とされる場所に適度に降ってもらうことがベストでありますが、これは自然相手ですから神頼みしかありませんね。


    それはさておき、弊社では雪が降りますと本社社員総出で雪かきをするのが慣例となっておりまして、めいめいがスコップ片手に雪かきをするのであります。ご覧の写真は、皆で会社の周りや物流センター、駐車場等をくまなく雪かきしている姿でありまして、たっぷり2時間程汗を流すのであります。


    それには前日から段取りが必要でありまして、総務から「明日は雪が降る予報です。皆さん雪かきの準備をお願いします」とアナウンスがあるのであります。そうすると翌日、早い社員は6時頃に出社し、大体7時頃には全員集合し決行するのであります。雪かきを始める頃は手足がまだかじかみますが、時間と共に徐々に体もほぐれ、終わる頃にはうっすら汗をかいているのであります。おかげさまで日頃の運動不足が解消するのであります。


    「なぜそんな時間からやるの?」と思われる方もおられると思いますが、皆様もご承知のように雪は固まると中々溶けにくく、それに滑ってしまうと危ないですよね。固まる前にやるのがコツなのであります。それに私が一番大切にしていることは、以前このコーナーで自分の周りの雪かきができる人と、できていない人との差についてお話させていただいたことがありましたが、やはり他人様から見た時に「○○会社の周りはきれいに雪かきしてあるね」と言われるのと、「○○会社の周りカチカチで危ないね」と言われるのでは雲泥の差があると思います。誰だって早めに雪かきした方が良いことは分かっていますが、それが中々できないのであります。しかし弊社は社員が毎週欠かさず会社の周りを掃除してくれていることもあり、雪かきはその延長線上であり、率先して雪かきができるのであります。


    私にとって雪かき日は日ごろの社員への感謝と共に、社内の団結力を実感できる良い一日になるのであります。これからも微力ではありますが地域社会に少しでも貢献できるよう頑張ってまいります。雪に感謝であります。今号は社内の一面をご披露させていただきました。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。今号も夫婦の会話で閉めたいと思います。


    私  「今日は雪かき2時間やったよ」

    女房 「お父さん体大丈夫」

    私  「腰が痛いなぁ」

    女房 「張り切り過ぎよ」

    お粗末さまでした。