月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​​​​​​-第163号-
    ​苦楽を共にする(2018.7)

    コラム

    2018.07.01

    「あら、横須賀さんじゃない、相変わらず元気そうね」
    「あら、相馬さん、少し薄くなったかな?(笑)」
    「珍しい、矢端さんじゃない、髪白くなったねぇ」
    「あれあれ、社長!野村さん!相変わらずダンディね」

    と、思われているかどうかは分かりませんが、上記メンバーをご存じのお客様には懐かしさを感じていただけたのではないでしょうか。どちらにしましても我々年相応になりました。今号は「苦楽を共にする」と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。

    この写真、横須賀君(メガネをかけている人)が3月で退職した時の送別会の写真であります。彼は途中の修行期間を除いても、通算15年間余り会社を支えてくれました。私にとりましては、相馬さんと共に助さん、格さん的な存在でありまして、良く頑張ってくれたと思います。そんなメンバーに支えられた弊社でありますが、おかげさまで今年38年目を迎えることができました。これも偏に日ごろのお客様のご愛顧と共に私を支えてくれた社員のおかげと感謝するところであります。


    ここに写っているメンバーは、創業期に苦楽を共にしながら私を側面から支えてくれたメンバーであります。私も20代と若かったこともあり、彼達に日々無理難題を押し付けておりました。今でこそ働き方改革と銘打って法令遵守を心がけておりますが、その時代は、あまり気にかけておりませんでした。人様に胸張って話せることではありませんが、15年以上前のことですので、反省の意味も込めましてその一端をご披露させていただきます。

     始業時間が8時半にも関わらず全員営業は6時頃に出社し、商品の積み込みから始めるのであります。それを終えますと、すぐさまお客様に直行です。17時の終業に合わせて帰れると思いきや、これからが本番で明日の準備が完了するのは毎日22時過ぎであります。今の社員だったらおそらく全員辞めてしまうでしょうが、そのくらい皆一生懸命働いてくれました。

    私自身は楽しい思い出ばかりでありますが、社員にとっては相当大変だったと思います。とにかく良く頑張ってくれました。今日あるのも彼達の頑張りのお蔭と心から感謝すると共に、そんな社員たちと力を合わせてやって来たことを誇りに思うところであります。時代が変わりワーク・ライフ・バランスが社会の中心になっても、一人前の戦力として認められるために、仕事に夢中になる時期があっても良いのではないでしょうか。皆さんいかが感じ取っていただいたでしょうか。今号は「苦楽を共にする」と題しましてお送りいたしました。

    今号は、女房との会話でなく、メンバーとの会話で閉めたいと思います。

    私  「今日は皆ありがとう、さぁ、今から飲み直しに行くぞ」
    三人 「いやいや、社長そんな元気ありません、帰って寝ましょう」
    私  「そうだな、そうするか」
    三人 「お互い、歳には勝てないなぁ(笑)」

    横須賀君、長い間本当にありがとう。
    今後の人生に幸多かれと祈るばかりであります。

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