月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第166号-
    ​​30年ぶりの再会​​​​​​​​(2018.10)

    コラム

    2018.10.01

    「えーっ!今号タイトル面白そうね!」「これ、社長の元カノの話?」などなど、皆さんいろんなことを想像される方がおられるかと思いますが、実は、私どもがお世話になった某食品メーカーIさんとの再会の話であります。艶っぽい話を期待された方には、ご期待に添えず申し訳ありません。今号は「30年ぶりの再会」と題しまして、営業マン冥利に尽きる話をさせていただきます。どうぞ最後までお付き合いください。


    皆様のおかげで弊社も今年で38年を迎えることができました。これも偏にお客様はじめ関係各位のご協力のお蔭で御座います。30年ぶりに再会できたIさんも、創業期に多大なお世話を頂いた方でありましたが、その後、転勤を境に音信が途絶えておりました。しかし、神様のおぼしめしかどうかわかりませんが、30年ぶりに再会を果たすことができました。


    再会シーンからスタートであります。

    私  「Iさん久しぶりですね。お元気でしたか」

    Iさん「野村さん、変わらないですね」

    私  「あの頃、互いに燃えていましたね」

    Iさん「充実感があり、楽しかったですね」


    普段と変わらぬあいさつ風景でありますが、私に取りまして、この再会は自分に勲章を頂いたような思いでありました。「人生って、良いなぁ」とつくづく感じた次第であります。先ほど神様のおぼしめしと書きましたが、人の縁とは、思われないと実現できないものだと思っております。きっと神様が二人にご褒美をくださったのでしょう。神様に感謝であります。


    そしてもう一組感謝しなければならない人がいるのであります。それは私の両親であります。私は子供の頃、親の背中を見て育ちました。父や母はいつも誰に対しても接し方が上下関係なく、同じ目線で接していたように思えます。そんな姿を子供心に見て、当時当たり前のように感じておりました、今それが大きな財産になっているのであります。


    そんな振る舞いがIさんに通じていたのでしょう。これからもそんな父母の思いを大切にしながら子供たちや社員たちに伝授して行きたいと思います。そんな気付きを頂いたIさんとの30年ぶりの再会でした。Iさんに幸多かれと祈るばかりであります。今号も最期まで読んで頂きありがとうございました。今号はIさんとの別れのシーンで閉めたいと思います。


    私  「家庭での会話は孫中心の会話なんですよ」

    Iさん「お互いそんな歳になりましたよね」

    私  「Iさん健康に留意されて、お元気で!」

    Iさん「野村社長もお元気で、益々のご発展祈っています」

    家に帰って、女房との会話

    私  「今日は良い一日だったなぁ、人生に乾杯の日だね」

    女房 「お父さん、良かったねぇ」

    お粗末様でした。