月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​​​​-第159号-
    ​習慣(2018.3)

    コラム

    2018.03.01

    春の日差しをいっぱい浴びながら福寿草の花は今か今かとばかりに芽を膨らませております。春の足音がもうそこまで聞こえてきておりますが皆さんお変わりありませんか。

    今号は習慣と題しましてお送りいたします。最後までお付き合いください。


    先日久しぶりに家族が揃ったので「お父さんのおごりだよ。なんでも沢山好きなもの食べな」とファミレスに行ってきました。「やっぱり家族で食べるご飯は美味しいねぇ」と久しぶりに家長ぶりを発揮してまいりました。


    これからお話する内容はそのファミレスであったノンフィクションのお話であります。私たちが座った隣の席に年のころ30歳代のご夫婦とお子さんが二人、小学校低学年と言ったところでしょうか、皆さん和気あいあいと美味しそうにハンバーグを食べていました。そこまではどこにでもある風景ですが、その後、帰り際にそのファミリーの方を見ると、なんと家族皆で食べ終えた食器を器ごとに揃えているではありませんか。


    お母さん「○○ちゃん、そうそうこのお皿はこちらに重ねてね」
        「○○ちゃん、このコップはここにおいてね」

    それを見ているお父さんもお箸を集めたり、ナプキンを畳んだりと、それは見事にウエートレスさんが仕事しやすいようにまとめているのであります。それを見て思わず女房・娘「わぁ、きれいに並べている。すごいね!」と思わず驚きの声をあげてしまいました。


    どうやら、お母さんの指示で動いているようでありましたが、見ている私たちまでもが微笑や、嬉しさがこみ上げてくる思いでありました。皆さんはいかがでしょうか。


    「いや、そんなこととっくにやっているよ」と言う方もおられるかも知れませんが、中々できることではありません。私も普段は女房と二人きりの生活のため、後片づけはバッチリなのですが、これが一歩外に出ますと中々できないものでありまして、恐らくこのファミリーは、普段の生活の中で食後の片付けがきっちり出来ているから、外に行っても違和感なく行えるのだと思います。まさしく良い習慣の見本のようなものだと思いました。


    私などまだ未熟者なので、お金を出しているのだからやらなくても当たり前と思ってしまいます。私もこれからこのファミリーを見習って未来の子供たちに良い習慣が伝授できるよう精進してまいりたいと思います。そんな気づきを頂いたファミレスでの一コマでありました。ファミリーに感謝であります。


    今号は習慣と題しましてお送りいたしました。久しぶりに夫婦に娘が加わり閉めたいと思います。


    女房 「ねぇ、お父さん素晴らしいファミリーだったねぇ」

    私 「本当に勉強になったなぁ」

    娘 「子供たち、大きくなったらすごい人になるねぇ」

    私 「お父さんみたいになるかぁ」

    女房・娘「・・・・・」

    お粗末さまでございました。

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